「プロキシ(proxy)」には「代理」という意味があります。プロキシサーバーは、Webサイトへのアクセスを代理で行ってくれるサーバーです。
プロキシを使わず直接アクセスした場合とプロキシを経由した場合、それぞれのデータの流れはこんな感じになります。
(直接アクセス) 自分のPC ←→ Webサイト
(プロキシ経由) 自分のPC ←→ プロキシサーバー ←→ Webサイト
これを見れば明らかなように、プロキシサーバーを経由した場合、実際にWebサイトと通信するのは、
プロキシサーバーです。このときWebサイト側では、プロキシサーバーのIPアドレスを知ることはできますが、わたしたちのパソコンの
IPアドレスは分かりません。
さらに詳しいことは下記サイトのプロキシサーバー入門をご覧ください。
CyberSyndrome
Proxy Speed Ranking : 速いプロキシTop30のリスト。
Proxy List : A, Bに分れたプロキシサーバーのリスト。
Proxy Checker2 : 複数のプロキシサーバーの速度等を一括チェック。
ENV Checker : 環境変数チェック(診断くんみたいなの)。
Nslookup : (IPアドレス←→ドメイン名)の相互変換。
などなど便利なコンテンツがあります。
4で紹介したプロキシ設定ツールを使えば、プロキシの変更はかなり楽になります。でも、やっぱり手動で切り換えなければいけないことに変わりはありません。
The Proxomitronを設定すると、特定のWebページにアクセスするときだけプロキシサーバーを経由し、それ以外の場合は、プロキシサーバーを経由しないという切り替えを自動的にできます。
(例えば、〜.erosvillage.comのサーバー上のサイトにアクセスするときだけ、プロキシサーバーを使うとか)。
ただし、環境を整えるまでが結構面倒ですから、それなりの気合が必要かもれません。
(1)ダウンロード&インストール
The Proxomitronのバージョン4が必要になります。
現在のところバージョン4はベータ版です。もしPCが爆発しても責任持てません^^;
それは大げさとしても、結構落ちたりするようなので、自己責任でお願いします。
レジストリはいじらないとのことなので、アンインストールする際はフォルダを削除するだけでOKです。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~tengu/proxomitron/の「ダウンロード」のページの説明を読んで、
バージョン4をインストールしてください。今のところ、まずバージョン3をダウンロード解凍して、その後に、バージョン4をダウンロード解凍し、それをバージョン3のフォルダへ上書きするという方法になっています。説明は分り易く書いてありますし、zipの解凍とコピー&ペーストさえできれば、なにも難しいことはないと思います。
(2)ブラウザの設定(The Proxomitronを使用するように設定)
ブラウザがThe Proxomitronを使用するように設定します。
それにはブラウザのプロキシ設定を「localhost:8080」にするだけです。「127.0.0.1:8080」でも同じことです。
The Proxomitronを使わなくなったら、この設定を無効にしてください。
(3)起動&テスト
目のついたピラミッドみたいなアイコンをクリックしてThe Proxomitronを起動する。
タスクトレイに入ったアイコンをクリックすると、メインウインドウが表示されます。このウィンドウの左側のチェックボックスは[Outgoing Header Filters]以外はとりあえず使わないので、オフにしておいた方がいいでしょう。
ブラウザを起動してどこでもいいからWebページへアクセスしてみてください。
例えば、http://www.yahoo.co.jpとか。
Active connections:00の数字が動いていれば、The Proxomitronは正常に機能しています。
(4)プロキシサーバーの登録
The Proxomitronにプロキシサーバーを登録する方法を説明します。
プロキシサーバーを探してきたら、The Proxomitronのメインウインドウの右側下の[Proxy]→[Add]として、
プロキシサーバーのアドレスをIPアドレス:ポート番号という形式(例:202.166.255.140:8080)で登録します。
(コピー&ペーストで複数のプロキシサーバーを1度で登録することもできます。
ポート番号のあとにスペースを挟めば、その後にコメントをつけることもできます。削除はプロキシサーバーを選んで、右クリックメニューから[Remove...]。全部削除は[Clear....])
メインウインドウの[Use Remote Proxy]にチェックを入れると、選択されているプロキシサーバーが常に使用されますが、
ここでは「普段はプロキシサーバーを使わない」という想定なので、[Use Remote Proxy]のチェックボックスはオフにしておきます。
(5)特定のサーバーだけプロキシサーバーを使う設定
ようやく本題に入ります。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~tengu/proxomitron/
の「追加フィルタ」のページにある2k/11/29追加のSet Proxyをダウンロード→解凍してください。
SetProxy.txtとSetProxy.cfgの2ファイルと説明書が入っているはずです。
このフィルタの使い方は使い方のテキストやホームページに説明されているので、そちらも参考にしてください。
一応ここではソフトの機能を使った方法で説明します。
- SetProxy.txtをThe Proxoitronのフォルダに移動。
- The Proxomitronのメニューバーから[File]→[Merge config filters]とし、SetProxy.cfgを選択する。
- The Proxomitronのメインウインドウ右側の[Config]→[Blockfile]、リストのなかから[SetProxy]を選択して、[Edit]を押す。
このファイルは先ほど移動したSetProxy.txtです。エクスプローラなどから直接ファイルを開いて編集しても問題ありません。
このファイルを編集することで、サーバーごとの設定が可能になります。
例えば、
*.erosvillage.com $USEPROXY(true)
をSetProxy.txtに書いておけば、〜.erosvillage.comのサイトへアクセスするときは、現在選択されているプロキシを使います。
この*マークは0文字以上の任意の文字列を意味します。
(6)その他
->メインウインドウのチェックボックス
The Proxomitronのメインウインドウの左サイドにあるチェックボックスですが、Outgoing Header Filters以外はとりあえず使いません。
全部オフにしておいた方が処理が軽くなるような気がします。
->Windows起動時にThe Proxomitronを自動的に起動。
ブラウザのプロキシ設定をlocalhost:8080に設定している限り、必ずThe Proxomitronが必要になります。
いちいち手動でThe Proxomitronを起動するのは面倒です。
ウインドウズ起動時に自動的にThe Proxomitrionを起動するには、The Proxomitronの実行ファイル(ピラミッドのアイコンしてるやつ)へのショートカットを作成し、
それを、[Windows]→[スタートメニュー]→[プログラム]→[スタートアップ]フォルダへ入れときます。
->ダウンロードソフトの設定
ダウンロードソフト(Iriaなど)のプロキシ設定もブラウザと同様にlocalhost:8080にしておくと、Iria使用時にもThe Proxomitronを経由します。